プロフィール

はじめまして、タダヒロです。

東北に暮らす40代です。

 

私は現在、

一生治らないと医者に宣告されたはずの

難病「クローン病」の苦しみから解き放たれ、

10年以上にわたり、「投薬ゼロ」「入院ゼロ」

人生を送ることに成功しています。

 

「クローン病」は、厚生労働省指定の難病です。

 

難病ですから、原因も不明、完治させる方法もない

と言われています。

 

IBD LIFE

クローン病(CD)とはどんな病気なのか、疫学や病態、主な症状や経過について解説しています。…

 

そんな難病から

いったいどうやって私は解放されたのでしょう。

 

今から、19年前(2000年)にさかのぼります。

一か月以上も何も食べられない辛さ

Photo by Sydney Sims on Unsplash

 

大学4年の秋。

当時21歳だった私は、クローン病を発症しました。

 

引き金となったのは、「ストレス」です。

 

大学4年の春から始めた就活。

 

周りが早々に内定を決めるなか、自分だけ

いつまでも内定が出ず、ひとり取り残され

焦りと不安に押しつぶされそうでした。

 

おまけに、夕方から24時近くまで働く

アルバイトも週5で続けていました。

 

体力的にもきついうえ、ゆっくり食事をする時間もなく、

晩飯は、いつもきまってコンビニ弁当。

私生活も乱れきっていました。

 

そんな生活を続けていたら、ある日、

痔ろう(じろう)」に

なりました。

 

「痔ろう」とは、腸の炎症が肛門付近の皮膚にまで達し、

最後には皮膚を突き破って穴が空き、そこからダラダラと

膿が出る病気です。

 

そして、膿が出るたびに、お尻がキリでえぐられるように

強烈に痛むのです。

 

同時に、腹痛、発熱、血便が止まらず

ついには大学卒業を待たずに、年明けには

入院するハメになりました。

 

炎症をしずめるには、何も口にせず

腸を安静にさせることが一番です。

 

そのため、首の太い静脈から点滴をして

栄養を補給しながら、なんと

一ヶ月以上も絶食しなければなりませんでした。

 

口にできるのは、飴玉やガム、水のみ。

たとえ、点滴で栄養は十分でも、

やはり、お腹は空くのです。

 

病院食にはもう飽き飽きだ。あー、不味い

 

隣のベッドで、別の患者が

愚痴りながら、病院食をすする音が

ストレスでした。

 

ぜいたく言いやがって、食べられるだけ、マシだろうが!

 

そう叫びたくなるのを、何度もこらえては、涙していました

 

絶食生活を含め、3ヶ月ほどで退院。

外は、もう桜が咲いていました。

 

緊急手術で死の淵をさまよう

Photo by Piron Guillaume on Unsplash

退院後は、厳しい食事制限が待っていました。

 

ラーメン、パスタ、ステーキ、カツ丼、菓子パンなどなど。

 

これまで好きで食べていたものが

ほとんど食べられなくなりました。

 

そのまま何も食べずにいては栄養失調になるので、

食事の代わりに、消化に負担がかからない、アミノ酸を含んだ

クソまずい」栄養剤を

毎日のように、飲まなければなりませんでした。

 

時間だけはたっぷりあったので、受験勉強をして、

福利厚生が充実しており、病気が悪化しても

面倒を見てもらえる公務員系の仕事に

就けることになりました。

 

退院して、既に5年が経っていました。

 

勤め始めてからおよそひと月後。

 

一緒に働いていた同僚が寿退社すること

になりました。

ただし、後任は不在。

 

すると、同僚の仕事が、すべて自分に降ってきました。

 

新しい環境に慣れ始めた矢先の自分に

とって、これは大きな

ストレスになりました。

 

ストレスが引き金となり、これまで症状が落ち着いていた

クローン病が

突如、牙をむきました。

 

ある日、お腹に「いつもと違う」痛みを感じ

トイレに入りました。

 

「何だろう」と思いながら、便器に腰を下ろすと、

お尻から「真っ黒な液体」がこぼれ出て

血なまぐさい匂いがトイレに充満しました。

 

小腸からの下血でした。

 

血は止まらずに次々と流れ出て、

しだいに意識がもうろうとしてきました

 

そして、ふと気が付くと、病院のベッドに

寝かされていました。

 

主治医が私の顔をのぞきこみがら、言いました。

 

「今から緊急手術をします。このままだと、死んでしまうよ

 

一度は死の淵をさまよいましたが、手術は無事に成功。

しかし、退院後は、以前よりさらに薬を飲む量が

増えました。

 

心と身体が病に蝕まれ、生き地獄を味わう

Photo by Arisa Chattasa on Unsplash

術後は、「レミケード」と呼ばれる

最新のクローン病の薬を

点滴で投与する治療も始まりました。

 

レミケードは、「痔ろう」には抜群の効果を

発揮しました。

みるみるうちに膿が出なくなったのです。

 

ところが、

肝心の腹痛や全身倦怠感は

良くなりませんでした。

 

抗アレルギー薬、免疫抑制剤、胃薬、外用ステロイド剤、

経口ステロイド剤、そして

「クソまずい」栄養剤。

 

こんなにたくさんの薬を飲んでいるのに、体調はいっこうに

良くなりません。

 

おまけに、食事が取れないストレスから来るイライラ、

そして

少しでも何か口にすると、きまって痛みだすお腹。

 

心も、身体も、すっかり病気に侵されて

20代半ばにして、すでに老人になったかのように

憔悴しきっていました。

 

家族や、友人、恋人にまで当たり散らす毎日。

 

「おまえらはいいよな、健康で。

それに比べて、俺は。

なんで俺ばっかりこんなにみじめで、辛い思いしなくちゃならないんだよ!」

 

自分がかわいそうでかわいそうで、しかたありませんでした。

 

しかし、そんな風に周りに悪態をついてばかりの自分からは

しだいに人が離れていきました。

 

結局、当時付き合っていた恋人からも

フラれてしまいました。

 

もう死んだほうが、マシだ

 

健康も、恋人も、友達も失い、ついには家族からも見放され、

これからの人生を、前向きに生きていこう

という気力も削がれ、

将来を見通すこともできず、

まるで「生き地獄」にいるかのようでした。

 

かたっぱしから民間療法を試してゆく

PublicDomainPictures / Pixabay

人生のどん底を経験したことで、逆に失うものは

なくなりました。

そして、しばらくすると、ある決意がふつふつと

湧いてきたのです。

 

「病気を克服し、絶対に自分の人生を取り戻す!」

 

それからというもの、これまでの

病院の治療法とは全く違うベクトルの治療法、

いわゆる

民間療法」を

血眼になってネットで調べ始めました。

 

初めに取り組んだのが

飲尿療法

 

何度も吐き気に襲われながらもチャレンジした結果

なんとおしっこを飲むことができるようになりました(笑)

 

しかし、

苦労したわりに特に効果は感じられませんでした。

 

次に試したのが

ビオチン療法

 

「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」という難病

を治した芸能人の方が取り組んでいた

療法です。

 

大容量の「ビオチン(ビタミンB7)」とビタミンC、乳酸菌を

サプリメントで摂る療法でした。

 

これは、おしっこを飲むよりはずいぶんとラクでした(笑)

 

しかし、これも特に効果は出ませんでした。

 

「これも、ダメか」

 

その後は、

アガリクス茸、漢方薬、水素水、乳酸菌飲料。

 

次々と試すものの、体感で感じられる

効果が出ません。

 

はじめの1年は、何も成果が出ずに

過ぎ去りました。

 

自分に合う療法を探すのにも疲れ果てた

ある日、ふと、馴染みの書店に立ち入りました。

 

気がつくとなにかに吸い寄せられるように

1冊の本を手にとっていました。

 

タイトルは

朝食を抜くと、なぜ健康になるのか?

 

なんと、自分と同じクローン病を患って

いた松井二郎さんが書かれた本でした。

 

この本には、クローン病であるはずの松井さんが、

まるで病気を克服したかのごとく、

投薬フリーで軽やかに毎日を送る姿と、

そのために取り組んだことが

詳細に書かれていたのです。

 

西式甲田療法、玄米クリーム、断食、宿便。

 

これまで聞いたこともなかったような全く新しい

病気へのアプローチ。

 

自分の身体は、自分で治せるという新しい価値観。

 

「これなら、自分も治るかもしれない!

 

劇的に体調を回復させ、自らの人生を取り戻す

JillWellington / Pixabay

以来、約10年。

 

西式甲田療法をベースに、様々な自然療法を

複合的に取り入れて

病気をコントロールしています。

 

入院もせず、

薬もやめ、

食事制限からも解放され、

痛みのない毎日を送ることができています。

 

特定疾患の受給者証は、すでに更新を止めています。

 

こうして私は

自分の人生を、自分の手で

取り戻すことに成功しました。

 

新しい彼女もでき、結婚も決まりました。

 

これからは、さらに

充実した人生を歩んでいけそうな

予感にワクワクしています。

 

しかし、クローン病と潰瘍性大腸炎を含めた

IBDの患者数は

年々、増える一方です。

自分と同じ苦しみに悩む人たちを

これ以上増やしてはいけない。

 

そんな想いを抱き、

私は、この方法を広めるべく

情報発信者として生きていく

決意を固めました。

 

このブログでは、

「 IBDを恐れることはなく、

自らの努力と試行錯誤により

健康を手に入れ、

自分の人生を取り戻すことができる」

人間になることを目指しています。